INTRODUCTION
はじめに
北海道は広大な面積を有する一方、都市部に人口が集中し、2021年には札幌市も人口減少に転じるなど、人材不足が大きな課題となっています。また、近年では農薬・飼料・燃料の高騰による一次産業の打撃や、コロナウイルスによる観光業の停滞など北海道の主力産業に大きな影響を与えてきました。課題が増え続けるにも関わらず、地域の課題解決や新たな価値づくりへの投資が停滞しかねない状況にあります。
一方で、地域には多くの魅力的な中小企業や産業、資源があり、全国から北海道で学びたいと集まってくる若者も多くいます。
本事業では、中小企業が行う北海道の豊富で多様な資源を活かした社会課題の解決や価値創出への取り組みと、地方発ソーシャルビジネスに関心を持つ若者をマッチングし、ソーシャルビジネスの発展と共に人的リソースを供給する「地域課題解決型インターンシップ」を実施する実行団体を募集します。
地域の課題に合わせて、自治体や教育機関、金融、地方メディアなど、北海道内外の多様なステークホルダーと共創し、地域発のソーシャルビジネスを生み出し、次世代のソーシャルビジネスの担い手を育成する、インキュベーション機能の構築を目指します。
IMPACT
1つの実行団体が生み出すインパクト
- 3つのソーシャルビジネスを生み出す
地域の中小企業と連携し、社会的インパクトマネジメントを実践。地域特有の課題解決に向けて、経済効果100万円以上のソーシャルビジネスを生み出す。 - 若者9名のマッチングを行う
地域発ソーシャルビジネスに関心を持つ若者(主に高校生・大学生)を域内外からマッチングし、ソーシャルビジネスの創出を図る。1プロジェクト6ヶ月程度とし、1社につき3期、計9名以上の若者をコーディネートする。 - インキュベーション機能を構築する
自治体、大学、金融機関、メディアなど様々なステークホルダーと連携し、地域発のソーシャルビジネスを持続的に支えるインキュベーション機能を構築する。